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オイル交換

4ストロークエンジンは、エンジンオイルギヤオイル の交換があります

 

●エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑を保っています

海上でのエンジントラブル予防のためにも
船外機の潤滑剤であるエンジンオイルの日常点検と
メンテナンスは、しっかりやっておきましょうね!!

 

 

 

●ギヤオイルは、プロペラを効率よく回転させるために必要なオイルです

エンジンオイルとともに、定期的に交換しましょう!!

オイル交換はエンジンが、小さくても、大きくても同じです
エンジンを使用しなくてもオイルはどんどん劣化していきますので

運転時間100時間 又は 6ヵ月 を目安に交換しましょう!!

 

 

 

 

2ストローク船外機の場合は、エンジンオイル交換はありませんので
ギヤオイルの交換を定期的にしましょうねっ

 

 

 

 

 

それでは、TOHATSU 4ストローク船外機 MFS2 
エンジンオイル、ギヤオイルの交換をしますっ

■エンジンオイル交換

こちら、TOHATSU MFS2 です
ちょっと、見た目違うけど・・・

 

TOHATSU MFS2  

エンジンオイル交換  

エンジンオイルを抜くところは
丸印のところにあります

 

 

エンジンオイルドレンスクリュー をゆるめて
エンジンオイルを容器にうけます
この時、エンジンオイルドレンスクリュー の他
ワッシャー が一枚ありますので落してなくさないようにしてください

※エンジンを使用した直後は、エンジンオイルが熱くなっていますので
 エンジンが冷えた状態でオイル交換してくださいね

 

エンジンオイル交換  

エンジンオイル交換 エンジンオイル交換  

エンジンオイル交換  

 

エンジンオイルが抜けたら エンジンオイルドレンスクリュー を締めるのですが
締める前に、まず ワッシャーをキレイに掃除してください

 

ワッシャーをキレイに  

ワッシャーをキレイに  

 

そして エンジン側もキレイに掃除してください

 

エンジン側もキレイに  

 

この2箇所によく鉄粉やゴミが付着していることがあります
鉄粉、ゴミなどがあると エンジンオイルドレンスクリュー を締めても
オイルが漏れることがあります

掃除をしたら エンジンオイルドレンスクリュー を締めてください
※エンジンオイルドレンスクリューも掃除してくださいね

 

次に、エンジンオイルを入れます

 

TOHATSU 4ストローク用エンジンオイルです

 

エンジンオイル  

TOHATSU MFS2 の場合 エンジンオイルの量は 約300ml となっています
でも、全てのエンジンオイルを抜け切ることは なかなかできませんので
耐油性の計量カップなどにある程度入れて
量を確認しながらエンジンオイルを入れてください

※エンジンオイル量が、おおすぎても、少なすぎても NG です!

オイル量の確認は、シフトレバーの横に丸い窓のような所があります
これが、オイルレベルゲージ ですので レベルゲージを見てください

 

エンジンオイルを計量カップヘ入れます

 

エンジンオイル交換  

トップカウル(エンジンカバー)を外すと
黄色のエンジンオイル注入口のキャップ がありますので
黄色のキャップを外してください

 

黄色のキャップ  

キャップを外す  

 

これが、オイルレベルゲージ です

 

オイルレベルゲージ  

現在、エンジンオイルが抜けている状態です

 

最初に、300ml より少なめにエンジンオイルを入れてみます

 

エンジンオイル交換  

 

そして、オイルレベルゲージ を確認

 

オイルレベルゲージ確認  

 

エンジンオイルが増えてます

エンジンオイル量の確認は、必ずエンジンを垂直状態にしてください
エンジンが前や横などに傾いていると
エンジンオイル量が少なく見えたり、おおく見えたりしますので
正確なオイル量が確認できません

 

オイルレベルゲージの半分あたりの量が適量 です
まん中にラインがあるので、目安にしてください

エンジンオイルを入れたら 黄色のキャップ を締めてください

キャップ締め忘れないでくださいね  (^^)

 

 

■ギヤオイル交換

エンジンの下の方に  オイルプラグ 2箇所 あります

 

ギヤオイル交換  

ギヤオイル交換  

 

エンジンの下にオイル受けの容器を置き
大型のマイナスドライバー で 下のオイルプラグを外します
一般的なサイズのマイナスドライバーでは、なかなか外れないです

※エンジン使用後すぐに交換すると、オイルプラグを緩めた時に
  オイルが吹き出すことがあるのでエンジン使用直後の交換はやめましょう

 

 

ギヤオイル交換  

 

ギヤオイル交換  

下のオイルプラグが外れたら、上のオイルプラグを外してください
黒いドロッとしたオイルが出てくれば問題ありません

※この時、中から出てきたギヤオイルが真っ白だったり
 オイルに水が混ざっているようですと
 ギヤ内部に海水が混入していますので点検・整備をオススメします
 
 

外した2個のオイルプラグに鉄粉、ゴミが付着している事がありますので
キレイに掃除してください

 

オイルプラグ掃除  

 

古いギヤオイルが排出できたら
新しいギヤオイルを入れます

 

ギヤオイル交換  

ギヤオイルの先端のノズルは
ドレンの穴より小さめにカットしてください

 

ギヤオイルを入れます

ギヤオイルは、下から入れます!!
               下からですよぉっ!!!


 

ギヤオイル交換  

ギヤオイル交換  

下からドンドン入れていくと
上のドレンからギヤオイルが出てきます

 

ギヤオイル交換  

上からギヤオイルが出てきたら
空気の泡が出なくなるまで注入し続けます

泡が出て来なくなったら、ギヤオイルを差し込んだまま
上のオイルプラグを締めます


 

上のオイルプラグ  

上が締まったら
下のギヤオイルを抜き、下のオイルプラグを締めます

 

下のオイルプラグ  

下のオイルプラグ  

この時、多少ギヤオイルが垂れたり
オイルで手が滑ったりしますが
慌てずに作業しましょう!!

 

 

あとは、上下のオイルプラグをしっかり締めて
垂れたオイルをキレイに拭きとれば完了です

 

 

それでは、試運転でも

 

試運転  

 

試運転  

 

調子いいですね (^_^)

 

 

長~~~~~く、エンジンとお付き合いできるように
メンテナンスしましょうね!!!

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