水冷式の船外機には このゴムの歯車のような形の
部品があります
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エンジンに冷却水(沖縄でご使用ですと ほぼ 海水になるでしょうね)
劣化すると冷却水を規定量送れないので
主に エンジンのオーバーヒートを起こすことになります
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TOHATSU製 2馬力船外機を例にあげると
オーバーヒート しかけていても
警告ランプや、ブザーなど 何もありません
船長さんが 異変等に気が付かないと
完全にオーバーヒートするまで 船外機は頑張ります
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インペラは、ポンケースの壁を擦って回転しています
長時間使用することで 摩耗や 劣化を起こします
インペラの材質は ゴム製です
水無しで運転や 浅瀬走行をよく行うと
焼きついたり、破損する恐れがあります
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インペラは、外観からは状態が見えません
確認は 検水口からの水の出具合となります
エンジン始動しても なかなか水が出てこない
出ていても 勢いがない などは
インペラを点検しましょう (^^)/
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定期的に 分解して 状態を確認 オススメします
柔軟性がなくなり しわが入っていたり
羽が四方八方 向いていたり
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切れかかっていたり
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熱で 溶けていたり
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羽がちぎれてしまっていたり
激しい場合は 羽がほとんど 無くなっている事も
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使用していなくても 年数が経つと
ゴムが劣化していることもあります
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重要な部品なので 定期的に点検しましょうね!
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あまり、長期間 点検していないと
点検したくても ボルトが塩分で固着し
分解困難になる場合もありますので
ボルト固着防止の為にも 定期的にポンケース開放点検が良いです (^^)
普段の水通しが しっかりできていると
固着も少なくなりますよ
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その他にも重要部品ありますが
最近 インペラをご購入されるお客様もおおく、
水の出も良いけど インペラも点検 ご依頼いただくことがおおいです
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船外機と 安全に 長くお付き合いする為に
定期点検しましょうね (^^)/